2021-04-16 第204回国会 衆議院 環境委員会 第5号
一般論としてでいいんですが、環境省に伺いますが、こうした凝集剤が入った汚泥が川にあったら、これは周辺環境や生態系に影響を与えないんでしょうか。
一般論としてでいいんですが、環境省に伺いますが、こうした凝集剤が入った汚泥が川にあったら、これは周辺環境や生態系に影響を与えないんでしょうか。
○小泉国務大臣 アクリルアミドは、排水中に含まれる粒子を沈殿させる凝集剤のほか、土壌凝固剤、漏水防止剤、化粧品などの原料として広く使われていると認識しています。 このアクリルアミドについて、国際的には、国際がん研究機関において、人に対して恐らく発がん性がある物質に分類されています。
この背景には、河川の汚染と、その元になったと言われている採石業者による凝集剤入りの汚泥の不法投棄の問題があるのではないか、こういったことが新聞でも報道されております。 今日は、この問題についてお伺いをしていきたいと思います。
言うまでもなく、一度破壊された環境を改善するのに何十年、いや、元に戻らないかもしれないということから、現在、富士川水系では、少なくとも二〇一一年八月以降、水利権を持つ日本軽金属が出資する採石業者ニッケイ工業により、大量の凝集剤入り汚泥が不法投棄されてきました。
それから、凝集剤を含めて、そういう、水はきれいにして取る、我々が飲んだり、農業に、工業に使うというのでいいんですが、いつも話題になるのは、その濃縮された方の処分をどうするかですね。我々はブラインと称してみたりしているんですけど、実際、海水淡水化も、勢いよく私しゃべっていますが、いろんな問題抱えている。環境問題の一つは、今後ブラインをどうするかということなんです。
私、例のその鉄凝集剤、ポリシリカ鉄凝集剤、PSIを栗原参考人が以前からいろいろと研究されているということを承知しておりますもので、このポリシリカ鉄凝集剤の今日本での普及の度合いと、結構海外からもやっぱりそういう引き合いがあったという具合に聞いておるんですけれども、やっぱり日本発のそういう凝集剤がどれくらい今普及しているのか。
ですから、それが沈んでろ過できるような状態にするということで、今回の場合は、ゼオライトという鉱物を入れましてセシウムをくっつけやすいようにして、同時に、凝集剤というんですが、沈殿を加速するような薬品を入れまして沈めて、そして上積みをもう一遍はかって、それが確かに二百ベクレル・パー・キログラム以下だということを確認した上、それは学校の方で排水して結構ですということなので、これを排水したということでございます
ちょっと専門用語ではあるんですが、ろ過の方式で、日本ではフロッキング方式という方式が使われているんですけれども、砂やセラミックボールに凝集剤、pH調整剤、清澄剤、それから殺藻剤を投入してろ過をしていくという方式をやっております。 この凝集剤にはアルミニウムが含まれております。さらには、砒素、六価クロム、マンガン、水銀、鉄等の重金属も含まれておるわけでございます。
ですから、日本の場合は、ろ過精度を重視せずに、平成四年の改定でターン数を三回から四回にしていたりして、このままだと、塩素を初めそういう凝集剤等を使って、薬品の投入による体制、薬品投入依存体制、これから脱却できていないと私は考えるわけです。 それで、プールアメニティ研究会の報告書の概要の中でも、プールが快適でない理由というのは、塩素がきつい、こうなっています。
○小野(昭)政府委員 御質問のアルミニウムの件でございますけれども、プールの水質浄化過程におきまして、アルミニウムを凝集剤として使われることがあることは、先生御指摘のとおりでございます。
以上が有機塩素系化合物のことでございますが、有機塩素系化合物以外の重金属等によります地下水汚染につきましても、汚染された地下水を揚水いたしまして対象物質を凝集剤添加とか活性炭吸着によりまして処理をする方法が現在のところ一般的でございます。 このように、一般の企業にとりまして利用できる技術は既に普及段階に達しているというふうに考えております。
基準を超えた原因をいろいろチェックしておりますが、堆積場覆土の一部不備あるいは処理施設の能力オーバーといったようなところがあったかと思うわけでございまして、これにつきまして凝集剤の自動添加装置の設置、この凝集剤の投入不足といった原因が一つありますので、これをカバーするための凝集剤自動添加装置の設置あるいは覆土、植栽の実施といったことを指導してきておるところでございます。
日本では水は早く海まで運び出せばいい、飲み水はその途中で急速なろ過を行い、それでもだめなら塩素や凝集剤をたっぷりほうり込んで、臭くてまずい水でもとにかく飲めるようにすればいいといった手っ取り早い技術に頼ってまいりました。
○政府委員(山村勝美君) 水道水として供給されるまでの間どういう薬品が添加されるか、その根拠法令その他についてでございますが、一つは川の水をとりましてそれを飲める状態にする、つまり浄水処理の際に濁りをとるための凝集剤といたしまして二種類ぐらいのものがございます。また凝集を助ける薬品としまして凝集補助剤といったものもございます。
いま凝集剤とかその補助剤、酸化剤、吸着剤、PH調整剤などいろんな薬品がございましたけれども、この辺の毒性試験のチェックとか、使用基準の管理とかいうことは、最終的にどこが責任を持つわけですか。
したがいまして、燐の凝集沈でんの場合でも、やはり凝集剤の使用の量その他によりましても確かに実験のデータではいろいろ幅があるわけでございますけれども、目標としてはやはり一ppm以下に抑えていきたい、それから窒素については三ppm以下にしていきたいということで、なおやはりいろいろ技術開発は並行してやっておるわけでございます。
分離するのに石炭を使うとかその他凝集剤を使う。いずれにしても水の中から分離するということでございます。分離した場合は、操作上の問題点、先ほど中西参考人御指摘になった問題もございますけれども、分離した汚泥をどう処理するかという汚泥の処理がまた出てくるわけでございます。
それから、以上のほか、水産加工廃棄物の中に含まれます凝集剤によるたん白の回収、これによりまして、非食用の部分を食用に転換をさせるということによります飼料などへの補てんといいますか、飼料などへの有効利用、これをまずぜひ推進をいたしたいということで、これはいろいろ問題がございますので、若干おくれるかもしれませんが、引き続きましてこれらの点につきましても、技術開発の推進を図っていきたいというふうに考えておるわけでございます
その原理は、赤潮の非常に濃密な海域からポンプで水を吸い上げまして、そしてタンクの中で凝集剤を加えまして、そしていわゆる加圧水を注入をいたしまして浮上させる。凝集現象を起こしましたものをいわゆるかき取りをいたしまして、そして濃縮をするという形の赤潮の回収の実験を実はやったわけでございます。
五十二年度からは、さらに、その海底の少量のヘドロを、むしろそのまま凝集剤等で定着させてしまって、それが漁場の方へ悪影響を及ぼさないようにしようというようなことを、佐賀県の試験場等の協力を得ながら、新たな角度から技術開発を進めたいというふうに思っております。こういった技術がある程度完成しました段階で、現実の養殖が行われている場所の漁場の浄化に役立っていきたいというふうに考えております。
○松尾参考人 汚泥の処理に当たりましては、まあ汚泥自身はいろいろな岩石の岩粉でございまして、汚泥の処理をするために沈降さすものとして高分子凝集剤というものを使っておりますので、その中にはそれも含まれておると思います。
これは私ども高分子凝集剤を購入する際に、厚生省の浄水場処理の場合の行政指導的なものがございまして、それによりまして私どもの中でも内規をつくりまして、購入する際に、高分子凝集剤の中で問題になるのは、アクロマイドマイナーというものが一番問題でございますので、それの分析結果がその行政指導以下であることを確認して使用いたしております。
それから汚濁防止膜等で遮蔽をするという方法を用いますか、あるいは凝集剤を散布して汚濁物質を沈でんさせるという方法を用いますか。それには三通りぐらいの工法が考えられるわけですが、そこら辺はどういうふうにお考えになっているのですか。
そこで、時間の関係がありますのできょうはこのあたりにとどめさせてもらいますが、この前、凝集剤が生物に与える影響というのは無公害であるということの証明はまだされていないということで、当時の丸茂長官はお医者さんでございましたから、その懸念があり得るということで、工法にはいろいろあるから検討をしてみたいというようなことを話をしておられました。
これは、高分子凝集剤等については、私も勉強を余りしておりませんが、ヒメダカがカチオン系の場合等には百五十分で斃死をしたというデータ等もあるようでございまして、いろいろまた硫酸アルミニウムを使う無機剤の場合等も、どういうような結果が長期的に出るのか、まだデータとして、そろったものがないようでございます。
私、凝集剤を使わないと申し上げたのではございませんで、凝集剤を使うについても、ただいま長官の御指摘のような配慮をよくいたしまして、それだけではなくて、それ以外の方法もいろいろつけ加えて万全を期するようにしたい、そういうふうに御答弁申し上げた次第でございますので、よろしくお願いいたします。
そこで、第一の凝集剤の問題ですが、私も、どうも細かい専門家じゃございませんので、よくわかりませんが、凝集剤の種類と、それから使用量によっては、場合によると凝集剤によるはからざる汚染が起こらないでもないという気がします。
それから、埋め立て等におきまして濁りを出さないようにするような工法につきましても、凝集剤と申しますが、いろいろな薬品関係の研究あるいはそれを沈でんさせる工法等について現在、開発中でございまして、相当程度、効果が期待できるものと考えております。
なお途中、硫化ガスというような発生を防止いたしますために、パイプに薬品注入、これは石灰ですとかあるいは塩化第二鉄そのほかの凝集剤、こういうようなものを入れるということを行っております。